ひまわり(ホテル)<しゅんしゅんの部屋著作権講座


2008年7月、家族でTDRに行ったときの体験記です
お品書き
1日目 久々のTDR旅行。計画段階から全然様子が違いました。
初日はTDSへ
2日目 2日目はTDLへ。3年ぶりのランドでは・・
3日目 3日目は別行動。シーに行った私とみっき〜は
ホテル パームテラスホテルについて
講評・パークについて 小学生を2人連れて行った感想と、パークについてもろもろ。
(少し辛口の内容です)


ひまわり色のページ パームテラスホテルの話

パームテラスホテル外観
ホテル中庭。建物が口の字をしていて、中庭に面した客室もあるので、その部屋からの景色は中庭だけ・・・・
私の泊まった部屋からは幸いにも海が見えた
朝食。パンとサラダを中心とした簡単なもの。


最初、ホテルの概要を見たとき「何だこりゃ」と思いました。
家族向け宿泊特化型ホテルとは。

でも、この手のホテルは、以前私が「(TDLページの提案系ページ)黒いページ」で要望していたことでした。
泊まるだけのリーズナブルなホテルがあってもいいんじゃないか、と。
(当時は東急ホテルの客室改装案として出していました)



喰うやくわずの生活の中から旅費をためてTDRに出かける家族にとっては、清潔な部屋であれば寝られさえすればいいのです。少しでも安く。
ロビーのアトリウムや噴水なんてなくてもいい。
床なんて大理石でなくてもいい。
高級レストランなんて手が届かないから1回ぐらいならコンビニ弁当でもやむを得ない。
ルームサービスは高くて利用できない。

そんな声を敏感に察知した(?)OLC社は、浦安市内の埋立地をゲットすると、部屋数ばかりが多い、同じ形のホテルを2棟建設したのです。

オフシーズンは安くして稼働を維持し、儲けはハイシーズンで、という考え方も同業者として納得できます。(客としては面白くないけどww)

「泊まるだけなら充分」これが、このホテルに対する評価ですが、それを意図して作ったフシが見受けられます。




前回までの、ホテル・ザ・マンハッタン、横浜のロイヤルパークホテル、TDRでは、アンバサダー、東急、第一、シェラトン、サンルート・・
妻には、これらのホテルとは格(というか、考え方)が違うことをよく説明しておきました。

実際に入ってみると・・・今流行の宿泊特化型ホテルそのまんま。やっぱりね。

どこが簡素かというと
●荷物を運ぶポーターがいません。(カートの貸し出しはあります)
●夜間営業しているレストランはありません。
●朝食は、パンとサラダと飲み物程度(あと、おかゆもありました)
●マッサージやルームサービスもありません。
●コンビニ(ローソン)がそのまま入っています。

客室の家具も最低限で、書き物をするための机や椅子もありませんでした。
(テレビが載っている台は、チェストと案内されています)


客室内部(スタンダードルーム)
枕元の照明は無段階調光ではなく、深夜ちょっと起きるときに困った。
ソファに見えるが、ベッドにクッションをおいただけ。
このベッドは動かすことができない


チェストと呼ばれているテレビなどの台。座るための椅子がない。

また、全体的に荷物を置く場所が非常に少ない。
水回りは、最近流行の宿泊特化型ビジネスなみの質素なもの。
トイレ・風呂が別なのと、洗い場が付いているのはうれしいサービス。





コンビニの存在
高級ホテルのショップだと、値段が高かったり、ニーズが家族向けでなかったりと、利用しづらい面もありました。
が、あの「ローソン」が入っているおかげで、安心して利用できます。
普通のコンビニ弁当も置いてあるので、それで食事を済ませることも・・・・(我が家はそれだけは避けました)
パークに持ち込むペットボトルも、ここで買い揃えました。
非常に狭い店舗ですが、意外に一番 足繁く通う場所になったりして・・

その他の館内設備
朝食会場と、TDRグッズショップ「ディズニーファンタジー」以外にはありません。
ゲストが遊べる空間はないのです。それが「泊まるだけなら充分」と言われる所以です。

洗濯機と乾燥機が同じフロアにあるので、乾燥機の乾き具合を見るのにも都合がいいです。




荷物の発送
今回は新幹線利用でしたので、荷物やおみやげを送り返さなくてはなりません。
ホテルの荷物カウンターで確認すると
「袋はNGで、ハコを買って頂きます」まあ、オフィシャルホテルでは普通の対応です。が、次のせりふに唖然としました。
「受付は朝の7時から11時までの間、日通さんがいるので、その間のみ」
(実際は着払いなら時間外でも受け付けてくれるのだが、その時はその案内はなかった)

1日目の夕方に買ったおみやげ、到着日の関係でその日の夜か翌朝6時台のうちに発送したかったので、途方に暮れました。
「駅前のショッピングセンターに出しに行こうか」そこまで考えましたが、実際は、1階ローソンで発送可能です。(ゆうパック)
24時間発送可能で、紙袋もOK。。。。コンビニでは当たり前の対応が輝いて見えたものです。




ロケーションと交通

専用シャトルバス
TDRパートナーホテルということで、専用シャトルバスの利用が勧められています。
案内の中には、交通機関はシャトルバスだけとしかとられない書き方をするものも。
そこに落とし穴があるのです。

朝晩は、大勢のゲストが集中して利用するので、10分間隔で出ていても、満車で発車していきます。つまり、特定の便に乗りたければ、1台前の便が出る時間に来ている必要があります。
昼間は、最大で35分間隔が開きます。時刻表を把握していないと、中抜けの時に困ることもあります。・・・・(私も、待ち時間の35分が惜しかったので、電車を利用したことも・・・)
車体は、普通の路線バスにアメリカ的な飾りを施しています。普通のバスよりはリゾート感はありますが、リゾートクルーザーに比べると劣ります。これが、パートナーホテルの置かれたポジションというわけです。


専用シャトルバス「パートナーホテルシャトル」
バスの内部。




東京ベイシティ交通 11系統 新浦安駅−パーム&ファウンテンテラスホテル
私も色々調べて見つけたのですが、新浦安駅とホテルを結ぶ路線バスも存在します。
新浦安駅5番のりばから出ている11系統で、ホテルまで均一140円。本数も15分に1本と、下手すればシャトルバス顔負けの本数です。

これだけの本数が動いているのは、路線沿線にマンションが林立しているから。見た限り、利用者は住民ばかりで、ホテル利用者らしきゲストの姿はいませんでした。
ホテル側の乗り場は、パームホテルとファウンテンホテルの間にある道路に立っているバス停です。(乗り場はファウンテンホテル側、降り場はパームホテル側)

有料だし、パークに行くのには乗り換えを必要とするのですが、こんな利用方法が・・


ショッピングセンターで子どもの衣類などを調達したいとき
新浦安駅前のダイエーか、途中(日の出公民館停留所下車)のイトーヨーカドーが便利です。ヨーカドーは22時まで営業しています。
もちろん、イクスピアリでも衣類などは調達可能ですが、価格的に高いと思います。

朝、どうしても決まった時間に着きたいとき
シャトルバスは渋滞に巻き込まれると悲惨なことになりますが、このルートだと、新浦安駅まで出てしまえば、後は電車が利用できます。

舞浜駅やイクスピアリに行くときも、こちらの方が楽かも。
大荷物があって、そのまま電車で帰るような場合、荷物を持った人だけでもこのルートを使えば、舞浜駅のコインロッカーに楽にアクセスできます。

路線バスのバス停。向かい側のファウンテンホテル前から乗車します。待っているのはホテルのキャストかな?
(画像のバスは11系統とは違います)
新浦安駅前。画像のバスが「ベイシティ交通」の路線車。奥にダイエーが見えます。



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