ほどちゃんの島 サイト紹介
寝台列車のサイトですが、寝台列車の設備の写真、利用法、歴史など非常にわかりやすくまとまっています。
鉄道ファンはもちろん、寝台列車を初めて利用する一般の人でも楽しく読んで頂けると思います。
今回、寝台列車を利用するに当たって、ヤフーで調べていたのですが、「ほどちゃんの島」と出てピンときました。須賀原洋行さんの爆笑コミック「よしえサン」(講談社)に出てきたサイトで、須賀原洋行さんも大いに助かったとのこと。
私もこのサイトを大いに参考にしました。掲示板にも質問し、管理人さんや読者の方から丁寧な回答も頂きました。
(たとえ3時間とはいえ、みっき〜と一緒の行動では変な段取りはできません)
寝台車の座席配置まで載っていたので、安心して1階席を取ることが出来ましたで、乗車後に同サイトの投稿コーナーに夢の寝台列車と体験記を投稿しました。
鉄道ファンのサイト向けに、専門用語が多数含まれています。ご容赦下さい
夢の寝台電車 ディズニーリゾートエクスプレス・東海
東京ディズニーリゾートと東海道線沿線の主要都市を結ぶ夢の寝台急行
コンセプト
まもなく、りんかい線(東京臨海高速鉄道)が埼京線大崎まで乗り入れるそうですが、この新ルートを使い、東海道線沿線と千葉県浦安市舞浜の「東京ディズニーリゾート」を結ぶ夜行列車を考えてみました。
・重いおみやげを持った乗客や子連れの乗客に配慮して、東京駅乗り換えではなく、京葉線舞浜駅発着にこだわる。
・グループ客に配慮して、個室は2人用と4人用とする。あと、若者の利用を想定して座席も設置。
・来園機会に乏しい地方の人ほどパークで目一杯遊びたいもの。下り列車の発車時刻はパーク閉園時間の22:00以降とする。
・ビジネス客ではなく、若者や家族連れが利用しやすくする一方、安易な近距離利用を抑止するため、列車種別は「急行」がよい
・東京--大阪という、夜行としては短い距離で、定員も稼ぎたいしサロンも欲しいのでシャワーやA寝台は取りやめる。
・夜行急行「銀河」に併結し、深夜勤務の乗務員を削減。運転コストを下げる
・東京ディズニーリゾートと提携し、夢のある列車にする。
列車名
「ディズニーリゾートエクスプレス東海」
後ろに「東海」と付けたのは、東海道線以外の各方面にも運転されることを考えて。
うしろに付いた名前もしっかり案内しないと、狭い舞浜駅でゲストが混乱してしまいます。
車 両(285系5000番台・6000番台、E285系7000番台)
(著作権の関係で、ディズニーキャラクターの電車は285系をベースに、リゾート列車にふさわしい外観と内装とします。
正確な形が描けません。(爆))東海道線を走る急行銀河(9両)に併結するため、6両になります。
電車を急行銀河に併結する場合、次の3つのパターンが考えられます。
(1)急行銀河の285系化(ビジネス急行の銀河こそ全個室化がふさわしい)
(2)併結中は285系5000番台をトレーラーとし、急行銀河の牽引機がパワー不足なら重連とか強力なものにする。
(3)銀河牽引機と285系5000番台の協調運転とする当初は全部で3編成用意し、西日本(5000番台)、東海(6000番台)、東日本(E285系7000番台)と1編成ずつ保有します。このイラストは西日本編成のもので、車体上部や帯などは各社のコーポレートカラーとなります。(ディズニーリゾートラインが編成ごとに色を変えているのに倣って)。E285系7000番台のみ、交直流電車の先行試作車のため客室が若干減り、機器室になってしまいます。
東日本編成は、夏休みの臨時列車で「京葉線→りんかい線→湘南新宿ライン→上越線or東北線」に運転されることもあります。(サンライズゆめのような感じで。「ディズニーリゾートエクスプレス・八甲田」なんて面白いと思います)
1号車(2階建て車両)2階・・コンパートメント座席 1階・・ ツイン
コンパートメント
座席
ノビノビ座席
シングル
リゾートツイン
4人用個室
カルテットコンバートメント
座席
リゾートツイン
サロン
リゾートツイン
リゾートツイン走行機器 走行機器 1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 大阪方 東京方
2号車(平屋電動車)ノビノビ座席
3号車(2階建て車両)2階・・シングル 1階・・サロン
4号車(2階建て車両)2階・・ツイン 1階・・ツイン
5号車(平屋電動車)4人用コンパートメント、身障者用設備
6号車(2階建て車両)2階・・コンパートメント座席 1階・・ツイン◎2階建て車両の車端部はトイレ、洗面、自販機、喫煙コーナー、貴重品用ミニコインロッカー以外はシングルツインとする
◎3号車と4号車の間は2階レベルで渡りを設け、階段を削減
◎シングルは285系と同等なもの。
◎本形式では、ツインの廊下は各階に設ける。その方が、部屋の出入りの際に狭い階段を使わなくてもよいと思う。
◎ノビノビ座席も285系と同等なもの。ただし、車端部は3個分のスペースで2個分の座席とし、割増料金で大柄な乗客や家族連れに備える。
◎4人用コンパートメントは、従来のブルトレの4人用個室「カルテット」のイメージ。部屋売り。但し、若干の追加料金で3人で使用可
◎コンパートメント座席は高速バスの3列シート車をイメージ。各座席ごとにカーテンで仕切られる。
◎1号車と6号車は同形式とし、製造コストを削減。
◎6号車のコンパートメント座席は女性専用席、6号車ツインは男性のみの利用不可。
◎個室はスピーカー、開放席はイヤホン端子がついており、ラジオに加え、ディズニー音楽が聴ける。
◎禁煙サロンは3号車1階、喫煙サロンは3号車車端。禁煙サロンでは、東京ディズニーリゾートの雑誌やディズニーの絵本が備え付けてあり、自由に読める。(夜行列車なので、ビデオは無理でしょう)。喫煙サロンはガラスで仕切られ、マイナスイオンの空気清浄機が回っている。
◎小さな貴重品用コインロッカーを備え、開放席の乗客に使ってもらう。1人1個確実に行き渡るように、サイズは小ぶりに。
◎ドアなど、細かい部分にディズニーのキャラクターをモチーフにした遊び心を取り入れる。
料金
運賃+急行料金+指定席or寝台料金
急行銀河との兼ね合いもあるので、あまり変えられないと思うが、コンパートメント座席については東京ディズニーリゾートのパスポートとセットになった割安な企画商品を大々的に発売する。
走行区間・停車駅・ダイヤ
下り
(新習志野〜舞浜・・回送) 舞浜22:30→(新木場よりりんかい線直通)→天王洲アイル(※1)→大崎(方向転換)→横浜→大船(ここで銀河と併結)23:43→熱海→静岡→浜松→豊橋→名古屋→岐阜→大垣→米原→
--(平日)-- 京都→新大阪→大阪7:18
--(休日)--(※2) 京都(銀河と分離)→新大阪→ユニバーサルシティ7:30頃(ゆめ咲線)
(※)乗務員の交代・併結列車と異なる部分については、運転停車で対応
(※1) モノレール接続駅・羽田空港から関西方面の乗客の便を図る
(※2) 向日町運転所→大阪環状線は「特急はるか」と同じルートのため大阪には停まらない。問題はユニバーサルシティから宮原総合運転所までの経路が複雑になることと、USJが「ディズニー」と冠した列車の乗り入れを認めるかどーか。このプランは、回送経路が複雑になるので、USJの利用客が大勢見込まれる休日だけでよいと思う。舞浜−大船間、名古屋−大阪(USJ)間のみの相互利用は不可。
上り
急行券は、往復の割引セット券を主に販売するため、停車駅は下りと同じにします。
横浜または大船で分割した後は、舞浜まで単独で走行します。
舞浜到着は7:00ぐらいになりますが、東京ディズニーリゾートへは開園1時間以上前に着く交通機関が好まれるので、このぐらいの時間がベストと思います。
幕張メッセでイベントがあるときは、(車庫のある)新習志野か蘇我止まりにしてもいいでしょう。
ディズニーと提携出来なくても・・
もし、ディズニー社の協力が得られないときでも、商標や著作権に配慮すれば運転自体は問題ありません。
この場合
・列車名は「舞浜リゾート東海」
・外装はキャラクターではなく、一般的なリゾートをイメージしたもの(お台場とか・・)
・サロンにはディズニーの本ではなく、周辺観光地の案内
など、ディズニーの要素を取り払い、JRのデザイナーの腕の見せ所になります。
この文章はほどちゃんの島〜夢の寝台列車に投稿したものを管理人さんの許可を頂き、当ページに掲載しているものです。
サンライズ体験記 しゅんしゅんサンライズ出雲号(3時間)乗車記
しゅんしゅんさんからサンライズ出雲号(3時間)乗車記を頂きました<02.**.>
乗車までの経緯
2002.9.11。3歳の長男と私の二人で東京ディズニーランドに行きました。行きは浜松から東京まで新幹線の自由席を利用することにしましたが、帰りは新幹線通勤のラッシュに重なってしまうため、「新幹線の自由席」以外の選択肢を求めました。新幹線の指定席だと3歳の子供の分も指定券を買わなくてはなりませんが(ちょっと膝の上は無理)、時刻表を見て「サンライズ」があったことを思い出しました。
鉄道ジャーナルのバックナンバー(384号)を引っ張り出し、設備をチェックしました。3時間足らずの行程ならノビノビ座席でも親子で過ごせそうなので、1ヶ月前の8/11、指定券を購入しました。(車内の様子について、こちらの掲示板を利用させて頂きました。その節はありがとうございました)ほどちゃんさんのアドバイスで1階のAB席を希望しました。車端部の1Aか7Bは取れませんでしたが、サンライズ出雲の3Aをゲットしました。(出雲の方が人気があるようなので、瀬戸の方が良かったのかもしりませんが、旅行会社の人にサンライズ「出雲か瀬戸」と言って切符を買ったためか??)
一方で、子供にはサンライズのビデオや絵本を見せて、洗脳しておきました(笑)
往路
往路は新幹線こだま454号を利用しました。すっかり珍しくなった100系で、G2編成です。(JR東海から西日本に譲渡された編成がこんなところで活躍していたとは。)
100系自体が珍しくなった今、東海道ではもう二度と乗れないかもしれないので、しっかり見納めしておきました。
このこだま454号。こだま452号の15分後を雁行しているのに結構な乗車率でした。
乗車前
東京ディズニーランドを21時近くまで堪能した私たち、無事東京駅に着きました。
(新幹線だとパレードを見たらすぐに飛び出してこなければならないので、この余裕は雲泥の差です)
車内販売がないので、東京駅のコンビニで飲み物と子供のおやつを仕入れておきました。
京葉線からだと、南階段を利用することになり、サンライズ出雲の12号車まではかなり歩きます。サンライズ瀬戸にしておけばよかった。
21:45、乗ってしまうと(緊急以外の)電話ができなくなるので、家に電話をします。丁度NYでは深い黙祷が捧げられている時間です
乗車記
21:49、サンライズが入線してきました。さすが総二階建て。ものすごい重量感です。
大勢の乗客に続き、車内に入ります。廊下が狭く、なかなか自分の寝台にたどり着けないのも始発駅ならではの光景ですね。
さて、私の席3Aに着きました。入り口は思ったより狭く、子供の靴を脱がせて押し込むように中に入れて、自分も洞窟にはいるように席に着きました。
子供を窓際に押し込み、自分はその手前に。開放式寝台(客席)で「探検」なんてされたらたまったものではありません。只でさえ定員オーバーなのに。
乗客は旅行者が多く、私同様ディズニーランドの袋を持った人も大勢いました
普通列車にしては発車の衝撃も少なく、モーター音もかすかに響く程度で、いたって静かな空間です。
深夜バスだと、発車すると明かりも消され、寝ることを強制される感じがしますが、サンライズは仕切り板の大きさが絶妙な大きさで、隣でランプをつけていても殆ど気になりません。
また、トイレに立ったりも自由で、これもバスに無い魅力です。(まったく同じルートでバスがあってもとても子連れでは利用できそうもない)通路側にカーテンがあるとはいえ、2階席は通行人と目線が合ってしまいそうで、1階席の方が落ち着くような気がしました。
また、個別の区画ごとのカーテンはありませんが、私はこの方が風紀上・防犯上好ましいと思います。
隣の区画に悪さをしに行こうとしても、衆人環視の方が却って悪さをしにくいものです。プライバシーをどうしても守りたい人は個室へどうぞ。(ここは「座席」なのですから)
また、パーテーションは絶妙な大きさで、程良くプライバシーを守り、程良い衆人環視状態と広がり感を作り出しています。子供を閉じこめるにも丁度いい大きさです(笑)横浜を過ぎても子供が寝ないので、車内探検に出かけました。
目的地は10号車のサロン。11号車のツインとデラックスの廊下は静まり返っています。でも、これだけ大きな車体に定員14人というのは・・・(これで儲かるのかなぁ)サロンは、丁度2席空いており、試しに座ってみたのですがいまひとつ落ち着かないので、早々に退散しました。ロングシートみたいなソファの方が落ち着けると思うのに。
自販機では、お茶・コーラ・コーヒー程度の取り扱いしかなく、子供用のドリンクを仕入れておいて正解でした。
お菓子を食べて満足したのか、23:00、やっと子供が寝てくれました。
私も熟睡するわけには行かないのですが、横になることにしました。>
こんなふうに、階段の出っ張りのある側に子供と荷物、ない側に私が横になりました。
子供に耳がついているのは、自分のサイトにおいて、子供に「みっき〜」というハンドルネームを付けているため、それに合わせたキャラクターにしているからです。
実際に寝られるかどうかは指定券を取る前に布団でシミュレーションしていましたが、実際には布団より長さはありました。
浜松に着いてからのタクシー代の問題はあるものの、横になれるというのはかなり快適で、ディズニーランドの疲れも若干いやされます。これが、最終新幹線だと、新富士あたりまで通路に立つ乗客がおり、子供も落ち着かないしこちらも気を使います。
それにしても、窓の外は真っ暗。たまに駅を通過すると明かりが入るぐらいで駅名標も流れて・・・
んん?。昔ブルトレに乗ったときは駅名標読めたぞ。
サンライズの最高速度は130km/h。客車の110km/hより早いためでしょうか。1:00。間もなく浜松到着。荷物と寝た子供を抱えて狭い通路を通るのは無理なので、先に荷物をデッキに出してしまいました。デッキの脇には車掌室があり、(ブルトレの車掌室と比べて) なかなか快適そうでした。本が1冊シートの上に鎮座していました。誰のかな?
ついで、天竜川を渡ってから子供を引きずり出し、無事浜松に降り立ちました。
1:11着の浜松で降りたのは私たちの他、ビジネスマンが1人。浜松から乗ったのも1人で、出雲の方の車両に消えていきました。
コンコースには横になっている若者がちらほら。きっと「ムーンライトながら」を待っているのでしょうか。
この文章は ほどちゃんの島〜寝台列車乗車記に投稿したものを管理人さんの許可を頂き、当ページに掲載しているものです。
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