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2015.2旅行記 コンテンツ
1日目昼
東京浪漫探訪 江戸東京たてもの園と東京駅赤レンガ駅舎
1日目夜
はとバス 川崎夜景ツアー
【このページ】
はとバスツアーで川崎の夜景を堪能
2日目
マリンブルーのページ6 母と別れ、合流してきた娘たちと東京ディズニーシーへ


【ご注意】

当ページでは、2015年2月に行われた「はとバス 話題の川崎工場夜景スポット(R294)」を紹介しています

★ 立ち寄り場所や時間は2015年2月の著者の体験に基づくものであり、今後変更されることがあります。
(ネット上に出ている他の方の記事と私の体験では異なるところがあり、ツアー内容は時々変更されているようです)
変更されても原則として書き直しはいたしません。

★ 
ネタバレ要素を含みます。サプライズをお楽しみにしたい方は十分ご注意下さい




東京駅見物を終え、16:00頃にはとバス乗り場に着くと、さすがに夕方から出るバスは少ないのか、意外と閑散としていましたが、それでも、川崎工場夜景バスツアーのお客さんと思われる人が三々五々1番乗り場の周りに集まっていました。
予想通り中高年が多く、男女比は半々ぐらい。男性だけ、女性だけのグループも目につきました。
1番乗り場には、黄色いの「いすゞガーラ」が据え付けられていました。


はとバス 話題の川崎工場夜景スポット(R294)
大人気の川崎工場夜景ツアー!夜景のプロが厳選した場所はもちろん、本ツアーだけが特別に展望できるスポットをご用意しました。
川崎工場夜景ナビゲーターが夜景のご案内をいたします。
企画協力:川崎市・川崎市観光協会連合会
毎週土曜日運行 大人6,200円、子供4,500円 
約5時間コース、下車5箇所

16:20 東京駅丸の内南口

首都高速京橋ランプ→羽田線走行
17:00〜18:00 川崎コリアタウン
焼肉レストラン「西の屋」で焼肉の夕食

18:05〜18:40 30分鑑賞 トイレ無し
根本造船所

18:50〜19:10 15分鑑賞 トイレ無し
市営埠頭前(日本触媒、新日本石油化学他) 

19:20〜20:05 40分鑑賞 トイレあり
川崎マリエン展望台(360度パノラマ)

20:10〜20:40 25分鑑賞 トイレあり
東扇島公園 (東燃ゼネラル石油、東燃化学、京浜運河、川崎港、東京湾)

車窓 首都高速川崎線【東扇島インター→大師インター】東燃ゼネラル石油他

車窓 首都高速羽田線 お台場・レインボーブリッジ (夜景ドライブ)

21:30 東京駅丸の内南口
はとバス公式サイト、並びに車内で配布された資料に加筆。時間は予定時刻。なお、当日はその都度時間を見ていなかったので、行程表通りに書きます。




今回の旅行の主目的は、この「はとバス川崎工場夜景バスツアー(話題の川崎工場夜景スポット)」を体験すること。
カメラが趣味の母は、川崎工場夜景を見てみたいと、私を誘ってこのツアーに参加しました。
工場夜景がブームとなり、川崎工業地帯も有名な夜景スポットとして知られています。ただ、個人で行くとなると、夜の工業地帯を車で走り回らなくてはなりません。
オマケに、工場夜景は観光客の為に作られているのではなく、本当の美味しいスポットは工場の敷地内。
このツアーは川崎市の協力のもと、はとバスのガイドの他、「川崎工場夜景ナビゲーター」という市民のガイドも案内に入り、広い工業地帯の、ほんの僅かなスポットやツアーでないと入れない場所を案内するそうです。

川崎工場夜景を見るためには、川崎駅発着の食事のないツアーや、船で海上から夜景を見るツアーもあるようですが、何と言ってもバスツアーははとバスだし、今回は撮影に力をいれることから、このツアーに決めました。


はとバス公式サイト



東京駅丸の内南口のはとバスのりば。午前中だと黄色いバスでギッシリになる。

最前列1C 席からの眺め。ガイドさんに最も近い席??
発車10分前から乗車開始。今日の席は、3ヶ月前の発売日にゲットした最前列の1C、1D。
通路と反対側の1A、1Bは空いたまま発車しました。こんないい席が予備席??、いや、キャンセル??

ガイドさんの案内を聞きながらバスは首都高速に入りました。
自分の車で走ると防音壁や周りの車に気を取られて景色どころではないし、去年乗ったドリーム号はカーテンが固く閉められて景色どころではなかったため、良い眺めを楽しめました。
窓の外には東京モノレールの軌道が平行していて、モノレールとの会合も楽しめます。

    
空いたまま発車した1A 1B席。遠鉄のe-LineRでもそうだが、最前列は三点式シートベルト。


はとバスガイドさんの名調子も17:00の夕食までと、帰りも僅かな時間。
(下の動画で紹介された日の出桟橋。前回参加したはとバスツアーではそこを利用している)
首都高速を降りて、川崎市内に入り、コリアタウンの入り口の歩道(?)に停車。まだ明るいですが、夜景前の早めの夕食となります。
最初の停車地、色あせた「歓迎・はとバスツアー」の幟が立つ焼肉レストラン「西の屋」はコリアンタウンの入り口から入って徒歩1分ぐらいの所に入ります。
(このツアーでは「コリアタウンの町並み」は楽しめません。韓流ショップなどの買い物もありません)
入り口で「何人ですか」と聞かれ二人だというと二人席に通されます。(通常は4人席なので、5人以上だと2つに分かれる由。混んでいる時は相席なのかな??)

出てくるものは画像のとおりで、飲み物は別料金の個人払い。ただ、大きなグラスに入った水があるため、飲み物の注文はしませんでした。

今日のパートナー、いすゞ、ガーラ。
車体の写真はこのタイミングまでに撮らないと、明るい状態では撮れない。

西の屋の大まかな場所。

年季の入った はとバスの食事場所であることを示す のぼりと店の外観。


この内容にご飯を加えると、コースに出るもの全て。
飲み物や追加のお肉、デザートは自己負担で追加できる。


降車前、ガイドさんから「トイレが少ないので、発車間際に集中しないように」と言われていて、実際、男女1つずつの様子でしたので、早めに済ませてバスに戻ると、50代ぐらいの女性と30代ぐらいの女性がガイドさんに挨拶して乗り込んできました。
ボランティアか川崎市の嘱託かは分かりませんが、川崎市の夜景ナビゲーターというガイドさん(以下川崎ガイド)のようです。見ていると運転士やはとバスのガイドさん(以下はとバスガイド)と打ち合わせを始めており、意外と出たとこ勝負みたいな所があるのかもしれません。このお二人がさっきまで空いていた1A1Bの席に陣取りました。

18:00ちょっと前、バスが発車
はとバスガイドはドア横、川崎ガイドの一人がバスガイドの場所に立ち、説明を始めました。(この動画のような感じです)



バスはちょっと走って、2箇所目の停車地、根本造船所(18:05〜18:40)へ。

根本造船所は、主に小型船の修理を行う工場で、はしけから対岸の夜景が見られるという触れ込み。
急ごしらえのLED照明で照らされた舗装されていない道を海岸に向かって進みます。
今日は、はしけにタンカーが停泊していて、景色は半分ほどでしたが、運河沿いに工場夜景がくっきりと見られました。
工場の敷地に入る形になるため、ここにはトイレはありません。


運河に対岸の明かりが写り込んでいる。

根本造船所のおおまかな場所
上記の写真はトリミングしたもので、視界の殆どはタンカーに遮られていた。
夜景が観光客のためのものではない一例。




根本造船所の主な仕事は小型船舶の修理。川崎市の消防艇が塗り替えをしていた。
3箇所目の停車地、市営埠頭前(18:50〜19:10)

市営埠頭に入るための入り口部分にバスを停めて客を下車させ、日本触媒や新日本石油化学の夜景を見られます。ここには貨物列車の引き込み線も入り、上手に撮るといい写真に仕上がることでしょう。敷地の入口という場所でここもトイレ無し。バスの近くから移動することが出来ないため、15分の鑑賞タイムでちょうどいい感じでした。
 

歩道の上を工場の巨大な配管が通る。危険物ではないようだが……

線路を入れるとカッコイイ画像が撮れることが知られている。
このツアーの中で、プラントに接近できるのは「市営埠頭前」だけなので、しっかりとっておきたいところ。





4箇所目の停車地は川崎マリエン展望台。(19:20〜20:05)

川崎市の海を愉しむための展望台で、観光客も自由に無料で入れます。マリエンとは「マリン」と「エントランス」を組み合わせた造語なのだとか。
ここのロビーにあるホオジロザメの剥製は、実際に川崎の港湾で事切れていた個体のもので、カワジロウと名付けられています。
展望台に上がると、実に素晴らしい眺め。スカイツリーや東京タワー、TDRに上がる花火も見えました。
ただ、周囲がガラスで覆われており、展望室内もそう暗くないため、写真を撮ろうとすると展望室内の明かりも映り込んでしまいます。夜景の撮影にはあまり適した場所ではないようです。
ここは40分の時間が取ってあり、観光施設なのでトイレもあります。



ホオジロザメの剥製、カワジロウ。

外観。凄い手ブレww

きれいに整えられた観光スポットなのだが……

背景がどうしても映り込んでしまう。

車を輸出するためのプールらしい

バスの夜景

5箇所目、最後の停車地は東扇島公園(20:10〜20:40)

いわゆる海浜公園で、ウッドデッキから工場を眺めたり、夏は人工ビーチで遊ぶこともできる施設です。運河の向かい側には、東燃ゼネラル石油、東燃化学、京浜運河、川崎港、東京湾が見えるとされていますが、土地勘がないので何が何やら分かりません。屋外のウッドデッキでは三脚を立ててじっくりと夜景を撮ることができます。
実は、はとバスには船の上から夜景を見るツアーもあるのですが、カメラマン泣かせなのだとか。そう、三脚を立てても船自体が揺れるので、カメラブレを起こしてしまうのです。

ウッドデッキで夜景を眺めていると、希望者のみ人工海浜に案内されます。25分鑑賞 トイレあり



ウッドデッキから夜景を愉しむ、バス満タンの参加者たち。
本日の参加者は41名とのこと。バスの定員が川崎ガイドを抜くと43名なので、ほぼ満席。


人工ビーチから見る、公園の明かり


これで、降車観光は全て終わりで、東京駅まで1時間ぐらいの行程になります。

川崎ガイドさんは休む間もなく周辺の案内をしたり、音楽を流したりして盛り上げてくれます。
首都高川崎線を東扇島インターから乗り、新しく開通した部分を使って東燃ゼネラル石油や羽田空港の夜景を見せてくれます。
バスの運転手は車内の照明を落とし、許される最低速度で首都高速をゆっくりと走っていきます。いすゞガーラの乗り心地も良く、雲の上を走っているかのよう。
動画で少しだけ御覧ください。(ナレーションは二人目の川崎ガイドです)




多摩川を渡ったところで、マイクがはとバスガイドに替わり、川崎ガイドのお二人は座席に座りました。
(2名の川崎ガイドは前半と後半で分担していた)
そういえば、「お台場・レインボーブリッジ (夜景ドライブ)」なのに、湾岸線に入らなくていいの??と思っていたら、羽田線の車窓から遠くに見えるレインボーブリッジやお台場を紹介しただけ。ちょっと期待していたのに……(時間があるときだけでも湾岸線→台場線を回って欲しかった、とアンケートに書いておきました)


結局、このツアーで「はとバスでないと行けない」所は根本造船所だけでしたが、個人で回るのは余程下調べをするか、土地勘が無いと無理でしょう。(目印の少ない工業地帯を車で走り回らないとなりません)
利用日の日没は17:40頃と、見学や撮影は全て日没後の真っ暗な中でした。
が、季節によっては、薄暮時の空が茜色や紫色に沈む状態で撮ることができるそうです。実際YouTubeなどには薄暮時の美しい夜景が紹介されています。


21:10、21:30の予定を若干早め 東京駅丸の内南口に到着しました。
トライバーとガイド3名に見送られ、東京駅を仰ぎ見ると既に赤レンガ駅舎のライトアップは終っていましたが、近くのイルミネーションはまだ点灯していたので、ちょっと撮った後は荷物を引き出し、山手線で品川へ。



丸の内駅前のイルミネーション

東京駅開業時から使われている柱。
ツアーの到着が遅くなるため、東京駅前は無理だとしても、電車1本、乗り換えなしで行ける駅前のホテルを要望され、品川駅前、品川プリンスホテルのイーストタワーを押さえておいたのです。(これも3ヶ月前)
一人だったら地下鉄にもう1本乗ってでも安いところを探したのですが、夜の遅い時間に連れがいると乗換は少なく、と考えてしまいます。



品川駅高輪口から京急Wingを抜けてプリンスホテルのフロントへ。
私は看板を見ずに、昔の記憶だけで着いたのですが、これだけで母は「一人で放り出されても、ここに着くのは大変」と言っていました。
旅慣れた母でも夜の到着は不安になるのですから、旅慣れない人なら余計大変でしょう。
(後日、「次は一人でも大丈夫」とのことでした)

土曜なのに、シングルが満室??……最近のツアーは相部屋をしないので、そうなるらしいです。中国人も多く泊まっていました。




品川プリンスホテルイーストタワー。窓が小さいためか、満室でも窓の明かりは少ない。


実はここのシングルの利用は2回目。様子を知っていたから、ここにしたということもあります。



結婚で実家を出てから16年。朝から今まで、色々積もる話をして楽しんだけど、個室に入ってホッとしたのも事実。
お互い、それがわかっているからシングル2つにしました。

明日、私は娘と合流し、母は父と合流して別行動になります。


東京浪漫紀行/はとバス 川崎夜景ツアー【このページ】【次のページ】マリンブルーのページ 6 (TDS)

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